イベント情報 5/16~18 西荻窪、静岡県産の着物周りを集めた珍しいイベントを開催予定。こうご期待!

綿麻しじら 菊ぼかし

28,600円(税込)
反物小梅セパレート仕立て上がり

DETAIL

浜松注染ゆかたの反物です。

しじら織りは、経糸のテンションに強弱をつけることで独特の凹凸感を出した織技法。肌に貼りつきにくくサラッとした風合いのため、夏の衣料に適した生地です。
この反物は、綿77%、麻23%で、麻が入ってシャリ感、張り感もあるため、風がすっと抜けてくれそうです。

縞になるよう濃いめの先染め糸を縦糸に散らした淡いベージュの綿麻しじらの地に、レース模様のようなモノトーンの菊と、可愛らしい意匠の菊が染められています。濃い青から薄い青、緑、黄色へとボカシのグラデーションが入っていますが、これも職人の手加減のなせる業。この柔らかいボカシが、浜松注染そめの最大の特徴。また、レースのような模様は型紙職人の熟練の技。型を彫るのも、糊を置くのも、染料を注ぐのも、すべて職人の手作業のため、同じ色柄であっても染まり具合は一様ではなく、そのためすべてが一点ものとも言えるのです。
色の入った部分の面積は多くないですが、一つひとつに繊細なぼかしが光っており、控えめながら良い仕事ぶりが伺える珠玉の逸品です。
地が白ではなく淡いベージュに、グレーの縦糸なども入っているニュアンスカラー。色が染まっていない部分も味わい深く、透けにくいのもありがたいところ。浴衣はもちろん、半衿を入れてカジュアルな夏着物としてもおすすめです。

浜松注染ゆかたの生産工程(白井商事さんのHPより抜粋)
動画のリンクもぜひご覧ください!


①企画・図案・型紙
毎年企画した図案を、図案屋さんに起こしてもらい

型紙は三重県鈴鹿市の、伊勢型紙職人さんに彫ってもらう
※伊勢型紙・・江戸小紋の染型としても有名な、柿渋を塗った和紙を手彫りして作る染型。現在、浜松注染浴衣の型は、テトロン地を使用とのこと。

②生地
生産量を計画し、浜松市内を中心に発注。綿、綿麻や、生地もしじら、先染め、絽、紅梅などいろいろあるが、小幅(着物の反物幅)の綿絽、綿紅梅など年々生産できる工場が少なくなり希少になってきている生地も多い。


③染め
仕上がった生地を丸巻き

型紙を木枠にセットして糊置きする
95~100センチの型で糊を引いて生地をジャバラに重ね、また糊を引いて重ね、糊を引いて重ね、、、を2~3反分繰り返す。糊を引く職人さんを板場、という
糊置きの動画

土手作り
糊を塗り終わった生地を染め台に乗せ、隣の色と染料が混ざってほしくないところに土手を作る。染めの作業をする職人さんを紺屋(こうや)という
土手つくりの動画


注染(ちゅうせん・そそぎそめ)
口の長いやかんに染料を入れ、土手の中に染料を注いで、生地の下からは空気を吸う事で染料が下まで綺麗に染まり、注いで染める事から注染(ちゅうせん・そそぎそめ)と呼ばれる。
2色の染料が重なる自然なグラデーションを「ぼかし」と言い、「浜松注染そめ」はこの「ぼかし」がとても柔らかく美しい染めが最大の特徴。何気なく色が薄まっているようでもそこは腕の見せ所。極薄の染料を入れながら違う色にだんだんと変えていくなど、職人技が詰まっている
注染の動画

④洗い
糊や染料を落とすには大量の水が必要。浜松は天竜川や馬込川など水源が豊富で染に適した土地と言える。十分に水洗いしたら脱水機にかける。
洗いの動画


⑤天日干し
脱水した生地は、建屋で盛大に干して風にあてて乾かす。遠州のからっ風、という、反物を干すに適した風がよく吹くこともこの土地に注染そめが発展した所以。
天日干しの動画1
天日干しの動画2

※こちらの商品は反物でご用意しています。お仕立てを希望される場合は、プルダウンオプションから小梅型セパレート仕立て上がり(45100円税込み)をお選びくださいセパレート仕立ては、スカート丈の指定、身幅はS,M,Lからのセミオーダー。袖口、袂、スカートの端など、見える部分はすべて手縫いで仕上げます。納期についてはお問い合わせください。
納品形態
反物小梅セパレート仕立て上がり