2014年から販売している半襟カットソーシリーズがリニューアル。
衣紋が上手く抜けない、襟元が崩れやすい、などの襦袢の襟まわりのお悩みを苦も無く解消する画期的な半襟カットソー、従来の形はそのままに、カラーを白、衿はペイズリーの織地紋のある生地を使いました。また、今までフリーサイズのみでしたが、M、Lの2サイズ展開に。
着方はとても簡単。プラ芯を差し込み(着てから入れるのは難しいです)、袖を通して背中からよく生地をストレッチさせてボタンを閉じ、衿を左が上になるように重ねたら、ちょうどいい位置で面テープ(マジックテープ)を貼り合わせるだけ。しっかりと衣紋が抜けて、崩れてくることもありません。
また、身頃がストレッチ素材なので、肩を下げて衿肩あきを大きくしたり、また袖と肩を引っ張りあげることであきを小さくしたりでき、袖と身頃全体で襟元を固定するために、あえて体にフィットする形になっています。
このように、襟まわりをゆったりしたり、詰めたり、合わさりを深くしたり、浅くしたりと、好みに合わせてある程度の調節が可能です。
かぶりタイプと前あきタイプは、寸法はどちらも同じです(こちらは、前あきタイプの商品ページです)。
前あきの場合は、ヘアセット、お化粧をしてからでもお着換えOK。お好きな半衿を縫い付けるときや、衿芯を差し込む際も、衿を平らに広げることができて便利。ただ、袖を通した後、背中の生地をよくストレッチさせてボタンを閉じないと、前だけを引っ張るような形になり、サイズ以上に窮屈に感じられる場合がありますのでご注意ください。
衿先の口が開いているのでここからプラ芯(ポリエチレン製)を差し込んで使います。衿幅は5センチで、幅4.5センチの芯がちょうどよく入ります。旧カットソーはプラ芯はオプションで販売しておりましたが、今回からプラ芯つきになりました。
また衿は白地にペイズリーの地紋が織られた生地になり、衿元にほんのり雰囲気がでるように。
もちろん、お好みの半衿をつけてお召しいただくこともできます。面テープで衿を身頃に固定する仕組みなので、面テープがついているところよりも短く半襟を縫い付けていただければOKです。
うそつき袖(襦袢袖)をつける場合は、この半襟カットソーの袖につけることもできますが、身頃に伸縮性があり、正確な裄を図りにくいので、着物の袖裏につけた方がいいかもしれません。
また、小梅では
袖口と袂を比翼仕立てにして、1枚でじゅばんを着ているように見える(内側に襦袢ふうの別布が縫い付けてあります)袷の着物を販売しております。この半襟カットソーと
袖比翼の着物をセットでお召いただくと、着付けが劇的に簡単になりますのでぜひ合わせてご検討ください。
身頃は綿95%、ポリウレタン5%。コーマベア天竺という、薄くしなやかで肌触りの良い素材。衿はリネンライクなポリエステルです。
サイズはMが平置きで胸囲が39センチ、身丈が54センチ。ストレッチ素材なのでお洋服でS、М、Lサイズをお召しの方に。
Lが平置きで胸囲42センチ、身丈が61センチ。こちらは、従来のサイズ(上記M相当)より2サイズアップしており、お洋服でL、XL以上の方に。
Lサイズの方は、どちらを選ぶか迷ってしまうかもしれませんが、胸や二の腕をレオタード状にぴったりフィットさせることで衿を固定させる仕組みです。着心地にTシャツのようなゆとりがあると、衿がゴソゴソ着物の中で動いてしまうので、大きめでお召しになることはおすすめしておりません。7枚目以降の画像は、Mサイズのボディー(バスト82)にLサイズを着せて撮影したものですが、胸の下にゆとりがあるのがわかります。このようになってしまうと体に対してカットソーが大きすぎます。おおむねバストが88前後以上、二の腕が30前後以上、またフィットする着心地が苦手等を勘案してご判断ください。
お洗濯は、芯を抜いてネット使用で通常のお洗濯が可能、半襟を縫い付けた場合も、縫い付けたままお洗濯できます。
※こちらの商品は、単品の配送にはクリックポスト(ご自宅の郵便受けにお届け、追跡有、補償なし、伝票・取説の同梱不可)がお使いいただけますが、プラ芯に折り型がついてしまう場合がありますのでご了承くださいませ。
半襟カットソー制作秘話等を紹介したブログは
こちら