着付けの知識がなくても、巻きスカートをはいて、ジャケットを羽織る感覚で、誰でも簡単に、早く、きれいに着ることができるセパレート着物です。
静岡県西部は以前から織物の産地。こんなに薄い木綿、なかなかお目にかかれるものではありません。
極細の糸に撚りをかけ、生地は縮緬のようにシボがあって、手触りも少しシャリっとします。
潔いまでのシンプルさで、濃紺に白い線がスッと入ったストライプ。
サイズは裄が約68センチ、袖丈が47.5センチ、丈はフリーですが、おおよそ身長155〜165センチ前後の方に適しています。
木綿きものにはいつ着るものという季節の決まりごとはございません。とはいえ透け感があるので、着用適温は気温25~30度前後を想定しています。従来の着物の季節(袷・単)を超えて気温が高すぎるときに、木綿は重宝します。
また、木綿着物は着物の中でももっともカジュアルなクラスです。冠婚葬祭とドレスコードのある場所へはお使いいただけませんが、普通のお洋服でお出かけになるようなところでしたら自由なコーディネートでお楽しみいただけます。
この薄さでかなり透け感があるため、中にはすっぽり長じゅばんを着るか、上は半襟カットソーや筒袖の半じゅばんでも、下にもステテコや裾除けなど、汗取りだけでなく視線を避ける1枚をお使いになることをおすすめいたします。お尻に共布の居敷あてはついていますが、ひざ下のシルエットまでは隠れません。
お洗濯は手洗い推奨、または洗濯機のドライモードで単独でお洗濯。竿に袖を通して陰干ししてください。脱水でしわがつくと、それを落とすのにアイロンが必要です。せっかくのシボもアイロンでつぶれてしまいますので、水滴がポタポタ垂れるか垂れないかくらいのごく弱い脱水で、形を整えて干すのが一番手間なしで状態よく保てます。濡れるとギュッと目が詰まる感じになりますが、乾くと元の風合いに戻ります。
※画像の帯は別売りです
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