濃い深緑に、こげ茶のストライプでシックな雰囲気のポリエステル(東レシルジェリー)着物に、オリエンタルな色柄の軽い絹の西陣織二部式帯を合わせました。
小物は着物の裏、着物の縞と同じこげ茶の帯揚げに、絹3分のベルト型帯締め。飾りのビジューは高貴な紫をつけました。濃い色コーデの中で、アイボリーの帯締めがアクセントになっています。
縞の幅が江戸小紋の千筋、万筋などに比べると広いので、濃い色と合って遠目には無地に見えますが、やはり格は小紋の扱いと思った方がよい色柄です。個人的なお出かけや、和のお稽古などにおすすめです。着替えが簡単で、お洗濯も楽々なので、ご旅行にお持ちになってもいいですね。
裏のついた袷の着物なので、着用季節は10月〜5月。どちらかというと秋冬に袖を通したくなるカラーですが、袷の季節ならいつでもお召しいただける着物と帯の組み合わせです。
<セット内容>
【着物】
ポリ袷江戸小紋桜色(S,M,Lからお選びください)
着付けの知識がなくても、巻きスカートをはいて、ジャケットを羽織る感覚で、誰でも簡単に、早く、きれいに着ることができる二部式(セパレート)着物です。
素材は高級ポリエステルである東レシルジェリー。
深い深い青緑の地に、こげ茶のペンシルストライプ。袷の裏はこの縞と同じこげ茶をつけました。ちらちらと覗く袖口や裾のこげ茶がかっこいい1着です。
袖口と袂を比翼仕立てにしたので、襦袢を着なくても着ているように見える仕様。黄色に近いクリーム色の比翼がついています。かぶって着るだけの半襦袢、半襟カットソー、袖のない半じゅばんや美容衿の上にこれ1枚でOKです。
柄は5ミリほどの間隔の、シンプルな縞模様。黒地やこげ茶など濃い色や、シルバーなどの帯を合わせると粋でかっこいい雰囲気、無地感覚なので、色柄いっぱいの帯を合わせても、散らからずにまとまります。
表、裏地とも、ポリエステル100%で、ネット使用弱水流(ドライモード)か、手洗いでご自宅でお洗濯が可能です。汚れたり汗をかいたりしていなければ毎回洗う必要もありませんが、万一汚れてもお手入れが簡単なので安心です。
【帯】
二部式帯 絹西陣織classic 宝相華ターコイズ
表地は、正絹の西陣織。帯地ではなく、表装裂地を軽い二部式帯に仕立てました。
また、裏地はインド製の黄金色のシルクシャンタン。緯糸に節があり、無地でも立体感のある織となっています。
表の柄は、ターコイズブルーの地に黒、黄金色、赤で宝相華が均等に織並べられています。
地の色がビビッドで、柄も大きいので、控えめな中にも迫力があります。、強いカラーの帯締めをピリッとアクセントに使うと、帯と小物が引き立てあいそう。また着物になじむカラーの小物にすれば帯を主役にした装いになりそうです。
表地、裏地とも絹なので、芯には三河産の帯芯を使いました。柔らかく、ぴったりと体に沿って、かつ、へたりにくい帯になりました。締め跡は裏からあて布で低温アイロンをかけていただくと、またしゃっきりとお使いいただけます。
着用シーンは和のお稽古、お出かけなど。箔糸が使われていないので華美を避けた装いとなりそうです。また色無地やつけ袖に合わせれば、お子様の行事の参列などセミフォーマルなシーンにもお使いいただけますが、その場合はあっさり軽くなりすぎないよう、着物や小物類でフォーマル感を出すとバランスが取れそうです。
また、留袖等ゴージャスな袋帯の方がふさわしいフォーマルなシーンでは迫力に欠けるとお考え下さい。
胴に巻く部分の幅は16センチ、お太鼓は約31センチ幅です。マジックテープはおおよそ7号〜13号程度の方まで対応する位置につけておりますが、つけ位置を直すことでもっと小さいサイズ、大きいサイズにも対応できますので、備考欄でご相談くださいませ。
【カットソー】備考欄にてご指定ください
半襟カットソーシリーズ
(コーディネート画像の襦袢の衿は、別の半衿をかけています。お届けするカットソーの半衿は、白いポリエステルジョーゼットかペイズリーの織地紋です。
カットソーのページから、お好みのものをお選びください。大きいサイズは衿ペイズリーのシリーズのみになります。
【帯板、衿芯】
美しい着付けのために必要な帯板と、カットソーの衿部分に差し込んで使うプラ芯です。
【帯揚げ・帯締め】小梅式 枕内蔵型ベルト式帯揚げ、ビジュー付ベルト型帯締め
カラーと柄は帯アップ画像でお確かめください。
本来なら枕をつけて、帯揚げをかけて、きれいに結ぶためには脇から慎重に帯揚げを畳んで、美しい結び目ができるようにそっと本結びして、となかなか気を使うところ。見える面積は少ないのにきれいに始末できていないと結構目立つのが帯揚げです。
小梅の枕内蔵ベルト式帯揚げは、袋状の帯揚げの中に枕を入れてしまいました。その上、ベルトのように締めれば誰でも簡単に美しい結び目を作ることができるように加工されています。
帯締めも、左を上にしてひと結び、右手でひらがなの「つ」を作って、左手の房をしたから上にくるみあげ…と手順を覚えるまでは四苦八苦しますが、前で結ばずに、ベルト式に締めて後ろに回すことで、結び方がわからなくても簡単に締められるようにしました。帯留ではなく、ビジューがテグスでつけてあります。外して、普通の帯留をお使いいただくことも可能です。また、先端に金具がついているので帯締めがわりに前で結ぶことはお勧めいたしません。
この帯揚げ枕とベルト式帯締め、帯板は、単品での販売はなく、セット販売特典となっております。
☆ご希望の方に、小梅店主による30分ご相談サービス
スカイプなどビデオ通話で着方のコツなどのご相談を承ります。商品到着後、ご希望の日時をお知らせください。