DETAIL
ラオス北部のノイ村で染められた、手紡ぎ・手織り・草木染の生地を兵児帯にしました。
徹底的に天然素材と手作りにこだわった布で、糸になる綿花や染料になる樹木まですべて、川の肥沃な土によってのみ栽培されています。オーガニック認定こそ受けていないものの、実態は完全に無農薬、無化学肥料栽培のオーガニックコットンで、生地になるまでのすべての生産過程においても化学薬品を使用していません。その上、手紡ぎ、草木染め、手織りという、幻のような生地を帯にしました。
柔らかい兵児帯は、グルグルと体に2巻きしてリボン結びするだけでよいので、気楽に着物をきたいときにピッタリ。
前には帯板を使って張りを作ることだけがポイントで、後ろの結び目に高さを出したいときは、結びめに帯締めを通して前で結んだり、結び目の下に小さいハンドタオルや帯の残りで枕を入れるとキュッとあがります。
※画像撮影時は兵児帯本体だけで仮紐や枕など補助の道具は使っていません。
半分に折って半幅帯のように、また広げてカジュアルなお太鼓系にも結べてアレンジ自在。
木綿、ウールきもの、浴衣、紬のきものなどさまざまなきものに合わせることができます。また適度な厚さの生地ですので、四季を通じてお使いいただけます。
カラーは経糸が濃い藍色、緯糸が茶のシャンブレー。無地ですが糸の細太があり、また2色の糸を使っているため、深い趣があります。染料はリュウキュウアイとドングリノキ樹皮。
寸法は幅約33センチ×丈400センチです。