DETAIL
胴に巻く部分はマジックテープ、お太鼓はフックでひっかけるだけで、誰でもすぐに美しくお太鼓が締められる2部式帯です。
表地は、正絹の西陣織。帯地ではなく、表装裂地を軽い二部式帯に仕立てました。
また、裏地はインド製のシルクシャンタン、緯糸に節があり、無地でも立体感のある織となっています。
表の柄は、黄金色の地に、緑青色の大きな牡丹の花が描かれたいわゆる牡丹唐草の柄。
正倉院の宝物や、名物裂にも多く見られる伝統的な柄で、牡丹は小さな蕾から大輪の花を咲かせることから、幸せや富の象徴として好んで使われてきました。
縁取りはカーキ、葉の色は、花びらより一段緑寄りの緑色です。
裏地は、花びらの色に近い青緑系のシルクシャンタンを貼っています。表、裏とも絹だけあって、ほかの当店のポリエステル西陣帯に比べるととても軽いです。
着用シーンは和のお稽古、お茶席、お出かけなど。色違いのミントに比べると、箔糸が使われていないのでさらに華美を避けた装いとなりそうです。またお子様の行事の参列などセミフォーマルなシーンにもお使いいただけますが、あっさり軽くなりすぎないよう、着物や小物類でフォーマル感を出すとバランスが取れそうです。
また、留袖等ゴージャスな袋帯の方がふさわしいフォーマルなシーンでは迫力に欠けるとお考え下さい。
帯の素材は表、裏とも絹100%。
胴に巻く部分の幅は16センチ、お太鼓は約31センチ幅です。マジックテープはおおよそ7号〜13号程度の方まで対応する位置につけておりますが、つけ位置を直すことでもっと小さいサイズ、大きいサイズにも対応できますので、備考欄でご相談くださいませ。
生地サンプルは小片ですが無料でお送りしております。お問い合わせから、ご希望の商品名と送り先ご住所をご連絡くださいませ。