ラオスのウドムサイという村で染織されました。手紬手織草木染の生地に、薄い綿麻の裏地（国産）をつけた柔らかい兵児帯です。
この表地は、徹底的に天然素材と手作りにこだわった布で、糸になる綿花や染料になる樹木まですべて、川の肥沃な土によってのみ栽培されています。オーガニック認定こそ受けていないものの、実態は完全に無農薬、無化学肥料栽培のオーガニックコットンで、生地になるまでのすべての生産過程においても化学薬品を使用していません。その上、手紡ぎ、草木染め、手織りという、幻のような生地を帯にすることができました。
兵児帯はグルグルと体に２巻きしてリボン結びするだけでフンワリとさまになるので、カジュアルきものにピッタリですね。４メートルあるので、二重太鼓になりますがお太鼓にもできますし、芯が入っておらず柔らかいので、角出しのような垂れる雰囲気の結び方がよく合います。また、半分に折って半幅帯として、帯締めを使って矢の字やお太鼓にも、アレンジ自在です。
木綿、ウールきもの、浴衣、紬のきものなどさまざまなきものに合わせることができます。また適度な厚さの生地ですので、四季を通じてお使いいただけます。
インディゴブルーの濃淡の大きめのブロックチェック。細く白い線がさわやかな雰囲気で、裏にはイエローの生地を貼ってあるので、ちらっと見えたときのアクセントになっています。染料はリュウキュウアイです。
サイズは幅が約29センチ×長さ約400センチです。
草木染めの色落ちについては、こちらをご参照ください。
