小梅のオリジナルTシャツ襦袢、半衿カットソーが10年ぶりリニューアル。待望の大きいサイズも!


はじめてきもの小梅 Q&A

Q)はじめてきもの、ってどういう意味ですか?

A)人に着せてもらった晴れ着ではなく、自分で着るはじめてのきもの、という意味を込めています。DKYきもの、といってもいいと思います。(DKY=Do Kimono Yourself)
  だから、きものは上下に分かれたセパレートタイプ、襦袢はかぶって着るだけTシャツタイプか、着くずれしないガーゼの半じゅばんで、脇を閉じずに全開しています。帯も絶対に挫折しない2部式(付け帯)、日本一簡単な帯を目指して作った、半幅かるた作り帯、ぐるぐる巻いて結ぶだけの兵児帯を扱っています。

Q)初心者向け、ということでしょうか?

A)…のつもりで作りましたが、結果としてはそういうわけでもありません。セパレートの着物や帯が、旅行や途中で着替えたりするときにラクなので、重宝されているというお話もうかがいます。また、茶道のお稽古に洗えるポリ江戸小紋シリーズが人気です。
それでもやはり、着たいと思っていたけれど自分で着られないからあきらめていた人に、浴衣から着物へのはしごになるようなものを、という思いはいつもあります。特に着物は、できるだけもともとの形からかけ離れないように作ったので、その後長いものにチャレンジされやすいと思っています。

Q)半じゅばんて何ですか?

A)まず、じゅばんは着物の下に着るもので、普通は肩から足首までのロング丈で、これを長じゅばんといいます。長じゅばんは、下に木綿などの肌襦袢と、洗える素材の裾除けをつけるのが普通です。また、長じゅばんは上に着るきものに合わせて裄丈(首から手首までの長さ)をそろえて誂えるものなので、頂き物や、リサイクルショップで買ったきものとは寸法が合わないことがあります。また、絹であることも多く、洗濯しない代わりに、汚れたら襟だけを付け替えます。ただ絹の場合はすべりが大変いいので、着心地はやはり、素晴らしくいいと言えるかと思います。
一方、半じゅばんは、丈は腰まで、胴の部分は木綿で作られていることが多く、袖も洗える素材で縫い付けてあるか、付け袖をつけるようになっていることがほとんどです。また市販品の多くは袖と共布の裾除けがセットになっていて、これで肌じゅばん+長じゅばんの代わりとします。付け袖をつけるタイプのものは、きものの裄に合わせてそのつど寸法を変えることができますし、半じゅばん自体が洗える素材なので、汗をかいたら洗えばよいという気楽さがあります。また上下に分かれているために着くずれしにくく、扱いが簡単でもあります。
小梅の半じゅばんは、さらに初心者に多い悩みである襟もとのくずれと衣紋の戻りを解消するために、半じゅばんの脇を縫い閉じずにあけてあります。また、完全に洋服感覚で着ることができるTシャツ型襦袢(半襟カットソー)も2014年から販売しています。

Q)上下つながった普通のきものはないんですか?

A)申し訳ございません、小梅では扱っていないんです。
着慣れてしまえば、上下に分かれていなくても、きものの着付けは帯ほどは難しくないかと思います。でもはじめてきもの小梅は、着てみたいけど着られない人にお届けしたいきものです。できるだけハードルを低くしたいのです。また、着上がってしまえば上下つながったものと同じ形になりますので、どうかご理解いただけたらと思います。
同じ理由で、一本につながった名古屋帯も、取り扱う予定がございません。逆に、一本につながっていては結べないような素材も取り入れていきたいと思っています。

Q)自分の持っているきものを、セパレート(2部式)に直すことはできませんか?

A)はい、当初はお断りしておりましたが、あまりにリクエストが多かったため、承ることにしました。詳しくは、「今ある着物をセパレートにお直し」のページをご覧ください。


…そのほか、お問い合わせ、ご質問はいつでもお受けしております。ご遠慮なくお訊ねくださいませ。

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